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那珂 通裕; 長尾 美春; 小向 文作; 田畑 俊夫
Proceedings of 7th Meeting of the International Group on Research Reactors (IGORR-7) (CD-ROM), 7 Pages, 1999/10
現在、JMTRはLEUとMEU燃料を使用した炉心により、年間4~5サイクル、1サイクル当たり約25日間の運転を行っているが、来年からはLEU燃料のみの炉心による運転が予定されている。また最近、年間の運転日数の増加による高フルエンス照射の要望が高まっている。そこでLEU燃料の燃焼度向上による運転日数の増加を図れる炉心構成について検討し、核・熱水力学的解析を行った。その結果、標準燃料数を現在の22本から24本に増加し、現在の2サイクル使用(燃料フォロワは1サイクル使用)から、3サイクル(燃料フォロワは2サイクル使用)とする8-8-8炉心により、年間180日の運転が可能であること、50%を越える燃料平均燃焼度が達成できることが示された。この変更による照射場の中性子フラックスはほとんど変わらず、また、安全評価上の基準も十分満たせる見通しを得た。したがって、本炉心構成によって今後のJMTRの照射効率と燃料経済性の向上が可能であることがわかった。
海江田 圭右; 馬場 治
Proceedings of 7th Meeting of the International Group on Research Reactors (IGORR-7) (CD-ROM), p.7 - 0, 1999/00
原研には、4基の研究炉(JRR-3M,JRR-4,JMTR,NSRR)が稼働中であり、97年12月に運転を停止したJRR-2は廃止措置中である。本報告では、これら原研炉の現状と役割、今後の展望について述べた。最近の重要なトピックスとして、改造を終えたJRR-4が98年7月に臨界に達した。この改造で低濃縮ウラン燃料による炉心に変更され、また、BNCT設備をはじめ種々の実験用設備が追加・改造された。98年11月にはHTTRが初臨界に達し、現在出力上昇試験に向けて準備が進められている。一方、JRR-2では、廃止措置の第1段階の冷却材除去等が終了し、今後2007年を目標に格納容器を残しすべての機器を段階的に撤去する計画である。